Change of occupation

現代は転職の時代と言えるでしょう。大卒で就職した人の3割が3年以内に転職するといわれています。高卒の場合は5割とも。厳しい就職活動を経てようやく就職した人も多いはずなのに、なぜそんなに辞めるのでしょうか?

転職者希望者が増えたことに伴って、転職をあつかう人材紹介会社は大きくなりました。かつては、転職情報を扱う会社と言えば、めぼしいのは「リクルート」くらいしかありませんでした。現在は従業員数1000人を超すような人材会社が何社もあります。「ヘッドハンティング会社」も増えました。

転職をしようとする人は、そうした人材会社を活用したり、転職サイトを活用したりして、幅広い情報を集めます。ネットが発達したおかげで企業に関するさまざまな情報も入手できるようになりました。応募しようとしている会社の雰囲気などもわかります。転職希望者にとっては、失敗しようのない会社選びができるはず。なのに、なぜか2度目、3度目の転職をする人が多いのが実情。

ヘッドハンターとして10年以上のキャリアを持つ、「ミスターX」こと私の印象では、転職をして3年経過して「本当に良かった」と感じている人は1~2割です。逆に「失敗だった」という人は3割以上いるでしょう。その理由を明らかにしつつ、失敗しない転職の極意をお伝えしようと思います。

転職の考え方

転職の考え方

【自分を知らない人が多い】

転職しようとしている人の中には、自分のことをわかっていない人が多いです。「なぜ転職したいのか?」と尋ねて、まともな答えが返ってくる人は1割程度。自分では「キチンとした理由」と考えているのでしょうけれど、私に言わせれば「小学生レベル」の答えしかできない人がとても多い。 何のための転職なのかがあいまいなのに、うまく転職できるはずがありません。どんなにすばらしい人材エージェントでも無理です。行きたい場所が決まっていない人を旅行に連れていく旅行代理店のようなものです。それでは、満足できるかどうかは「運」次第。
職業を変える

【転職したいけれど、転職活動は面倒くさいという人が多い】

「何が何でも転職したいのです」と言っていたのに、いつまで経っても「職務経歴書」が書けない人がいます。おざなりな書類を作って提出してくる人も目立ちます。転職しようとしている人自身が面倒くさいなら、それを読む面接側はもっと面倒くさくなります。「転職」を軽いものと考えていては、良い転職などできるはずがありません。 転職を「職業を変える」「会社を変える」と考えていてはうまくいきません。「人生を変える」と考えるべきです。人生を変えるには当然のことながら、とても大きなエネルギーが必要です。あなたの力を引き出して、希望通りの転職ができるような思考パターンとテクニックを、お伝えします。