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会社に感謝することも大切です

仕事をする上で忘れてはならないものは「働く目的」です。転職を繰り返してしまう人の多くは、この「目的」を見失っている人がほとんどです。人が働く一番の理由は、「お金のため」。まれに、お金を必要としない人もいますが、それはすでに「持っている」人たちであり、例外です。基本的にはすべての人が稼ぐために働くわけですが、いくら稼げば良いのでしょうか?

「できる限り多く」とか「豊かに」など、漠然とした目標しか持たない人が大半でしょう。それは悪いことではありませんし、「いくら」と設定するのは難しいことかも知れません。ただ、ゴールが曖昧だと「達成感」を得ることが難しくなります。自分がそこそこの収入を得ていても、隣の席の同僚が自分より多くもらっていたり、昇給額が大きかったりすれば、「不満」を感じてしまうでしょう。他人との比較でしか、自分を評価できなくなります。それが、「転職動機」になることも少なくありません。

会社に満足するためには「感謝」が大切!


給与に不満を抱いて転職する人はとても大勢いますが、「生活に困る」ほどに切羽詰まった人はほとんどいません。大半の人が、「他人より安い」ということが不満の引き金となっているだけで、実質的な不満は「贅沢ができない」程度のものです。「高級なレストランで食事をしたい」とか「ハデに海外旅行をしたい」とか「高級外車に乗りたい」などなどの欲求は、あまり強い転職動機にはならないでしょう。

「給料が安いから」と転職を考える人たちは、会社の同僚に比べて安いとか、大学の同級生に比べると自分の会社の給与水準が低いとかと、感じているものです。他人と比較することで生まれた不満であり、自らの仕事の「妥当な対価」を考えてのことではありません。そういう軸で給与の評価をしていると、なかなか満足することはできません。まずは、給与を与えてくれる会社に対して「感謝」の気持ちを持つことが大切です。「給料がもらえてありがたい」と思っていれば不満を抱くことはなくなり、仕事に集中できるようになります。

親に対する不満と似ている!?

兄弟姉妹がいる人の中には、親が「兄ばかり可愛がる」と文句をいう人が少なからずいます。友達の方が「お小遣いをたくさんもらってる」と羨ましがる人もいます。「親がもっと自分を大切にしてくれたら」とか「もっとお小遣いをくれたら」と願うのは、子どものわがままに過ぎません。家庭それぞれにルールがあり、ほとんどの親は子どものために一所懸命です。

不満を抱く前に親に感謝すべきであり、そういう気持ちを持てない人間は精神的に「子ども」でしょう。それと同じことが会社においても言えます。まずは、賃金を与え食べさせてくれている会社に対して「感謝」すべきです。「親孝行をしよう」と頑張れば、必ずいつかその報いを得ることができるでしょう。給与については、「いつまでにいくらにしたい」と目標を定めます。それは、大学受験で「○○大学に合格したい」と定めるのと同じです。達成できれば努力が実ったということであり、うまくいかなかったときには自分に責任があります。

こういう考え方が「正しい」ということではありません。こう考えると、不満を抱くことがなくなり、情熱をもって励むことができ、結果として出世もするし収入もアップする、ということです。