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転職に失敗してしまうケースとは?

転職に成功する方がいれば、当たり前ですが、失敗してしまうことだってあります。新卒時の就職活動とはまったく形が異なっていますので、固定されたマニュアルがないことも、転職のハードルを高い物にしています。

新卒の場合は、ある程度のマニュアルを頭に入れ、それを実践することができればそれなりの結果を出すことができます。しかし、転職の場合は人によって状況がバラバラですので、多くの人に通用するマニュアルを作ることは困難なのです。

そこで、できるだけ多くのケースを知る必要があります。当サイトでは転職に成功した方の実例もご紹介してきましたが、同時に転職に失敗してしまった、というケースについてもお話してみたいと思います。

転職を考えているのであれば、あなたにとっても決して他人事ではありません。

自分の実力を見誤ってしまったために…


40代半ばのOさんは、中堅家電量販店本部の課長職に就いていました。同期入社組の中では比較的出世も早かったことから、自分は優秀な人間である、と考えていました。

事実、社内ではそれなりの実績を積んできましたし、上層部からの信頼も厚く、将来の出世は約束されている、と言っても過言ではありませんでした。 同社内に限定すれば、Oさんの人生はまさに順風満帆であったと言えるでしょう。

しかし、Oさんの失敗のはじまりは、自分の能力をあまりに過信しすぎてしまったことにあります。 ある時期、Oさんは出勤中に強豪大手の企業が大量に中途採用を実施する、という記事を見つけました。

会社の規模はその会社よりも小さいとは言え、同じ業界で多くの実績を積んできた自分であれば、大手へ行っても成果を出すことができるのではないか、と考えてしまったのです。

そこで、すぐにその大手企業の中途採用に応募をしてしまったのです。

過信によって全てを失ってしまう

さらにOさんは悪い事に、絶対に自分は採用されるもの、という強い自信を持っていました。そのため、社内の飲み会で部下に強豪大手への転職をする!と宣言してしまったのです。

飲み会の席での発言ですが、社内ではすぐに噂になってしまいました。もちろん、上層部の耳にも入ってしまいます。 社内の飲み会で堂々とそんな発言をしてしまえば、それまでに築いてきた信頼はあっとい間に崩れてしまいます。 そして、肝心の中途採用の結果発表…Oさんは不採用でした。

他に行くあてはありませんが、不用意な発言によって、周囲からの信頼を完全に失っていた彼の居場所はもう、社内には残っていませんでした。

その次の人事異動で、地方店舗への異動…つまり事実上の左遷を言い渡されると同時に、会社を去ってしまったそうです。

その後の就職活動も、自分自身のプライドが邪魔をして大手ばかりを狙っては不採用…これを繰り返している内に、いよいよ就職先を見つけることが困難になってしまい、最終的には、フリーターとしてなんとか生活費を稼いでいる、という状況にまで陥ってしまいました。

自分に自信を持つことは確かに大切なことです。しかし、自分の実力を過信してしまうと、転職で大きな失敗をしてしまうことがあります。 もちろん、チャンスに向かって思い切った行動をとることは大切ですが、Oさんの場合はすべてが裏目に出てしまったようです。