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フリーランスで生きていくことの思わぬハードル

もしも手に職や資格がついているのなら、フリーランスへと転身するのも1つの手でしょう。 高度に発展したインターネット社会はフリーランスという生き方への追い風として作用していますし、フリーランスが周知されるようになったこともあって様々なサポートも充実してきました。 しかし、フリーランスにはフリーランスなりの、サラリーマンとは異なる苦労があることを忘れてはいけません。

自分で自分を売りこむという難しさ


フリーランスは文字通りフリーの身であり、毎日業務を与えられることがありません。それは一見とても自由のように見えますが、しかし裏返せば業務を上から落としてくれる人がいないということでもあります。すなわち、フリーランサーは自分で自分の仕事を探し、勝ち取りにいかなければならないのです。

近年ではフリーランサー用の業務斡旋サービスも非常に充実しています。しかし、良質な業務にはそれだけ多くのフリーランサーが集まりますし、それを避けて人の集まらない業務を狙うと、大抵の場合報酬の面で苦労をすることになります。

できるかぎり待遇の良い案件を狙いたいところですが、そういった業務を勝ち得るためには自分を積極的に売りこんでいくアピール力が必要となります。ある意味では、新しい業務を手に入れようと売りこむたびに、転職のために面接を受けているようなものなのです。

新卒時代の面接や就職活動に苦労したように、フリーランサーの売りこみにおいても精神的な負担がどうしてもかかります。これをうまくしのげる人間性を持ち合わせていなければ、フリーランサーとして生きていくのは難しいでしょう。

常に腕をふるい続けるということ

フリーランサーは実力至上主義の世界です。 会社勤めではあまり秀でたところがなくても、周りとうまく付き合っていけたり、あるいは下働きとして忠実に仕えることができたりすれば生きていくことができます。しかしフリーランスは成果物がすべてです。成果を出せなければ切られます。

契約先との人間関係はあまり濃密なものとはならず、同じ会社から継続して業務を流されることはあっても、別の会社の業務を紹介してもらえるような「コネの連鎖」はほぼありません。業務は自分の腕で勝ち取っていくしかないのです。 フリーランサーは自分の腕で仕事を勝ち取り、そしてその仕事を継続していくためには常に優れた腕をふるって成果を出し続けなければなりません。

資格やコネ、ポートフォリオはありますか?

フリーランサーとして仕事を得るために必要なものは、資格、コネ、そしてポートフォリオです。すべてが揃っている必要はありませんが、このうちのどれかはあったほうがよいでしょう。

資格やコネはフリーランサーとなる前に、会社勤めの中で手に入れたり、あるいは転職準備期間中に手に入れたりすることになるでしょう。資格があれば売りこみがやりやすくなりますし、コネがあれば会社としての付き合いだった仕事をそのまま個人の仕事に引きこめます。

ポートフォリオは自分のスキルを証明する成果物のことです。これを作れるということはすなわちスキルがあるということですので、多くの売りこみにおいて提出を求められます。 もしもポートフォリオに相当するものがなかったり、ポートフォリオを作る自信がないのなら、フリーランスへの転向はおすすめできません。