HOME< Lifetime work< Jealousy

人間関係は「嫉妬」で壊れる!?

会社を辞めようと考える動機の1つに、「上司との関係」が挙げられます。なぜか「上司に厳しく当たられる」「冷たくされる」といったパワハラ経験が、転職に繋がるケースはとても多いのです。自分に何の非があるのかさっぱり分からず困惑している人が大半ですが、多くの場合、上司の「嫉妬」が関係しています。信じられないことかも知れませんが、部下のことを羨む上司はとても大勢いるものです。それゆえ、「できる男」はパワハラのターゲットになりやすいと言えるでしょう。

人の上に立つ者は、部下よりも優秀でなければなりません。下の者よりも仕事ができる、頭が働くからこそ指導ができるのですが、常に「部下より優秀」であることは、かなり難しいことでもあります。そのため、自分に自信のない人間は「自分を磨く」代わりに部下を陥れることで「上」に立とうとしてしまいます。嫉妬心が恐怖心となり、攻撃性の源となるのです。そうした攻撃は上司からだけとは限りません。あらゆる方向に目を向けるべきです。

他人の嫉妬を、見極めよう


嫉妬というものは低能な人間が有能な人間に対して抱くとはかぎりません。有能な人が自分より能力の低い人に対して抱くケースもあります。仲の良い友達同士でもあり得ます。自分が欲しいと思っているものを最初から持っていたり、獲得したいと努力しているものをいとも簡単に手にしてしまったりする人のことを人は羨ましいと感じる傾向があるのです。

自分にないものを持っている人のことを普通は尊敬するはずですが、相手が自分と近い人間の場合、「嫉妬」となり対立意識を生むことになり得ます。しばしば、「人は自分と似た人間を嫌う」と言われてますが、同じような境遇、バックボーンを持っているのに自分にないものを持っている人に対して、「相性が合わない」と感じがちなのです。新しい職場では、なんらか共通点のある人に対しては、警戒されないよう懐に入り込む工夫をすると良いでしょう。

敵対心は「かわいい奴」で消せる

嫉妬心から攻撃してくる、あるいは攻撃が予想される人間に対しては、2つの回避方法があります。ひとつは実力のほどを見せつけて、完膚なきまでに叩きのめす、ことです。仕事上で、誰も達成できないぼどの実績を挙げて、「格の違い」を見せつけた上で、それを一切自慢しないという態度を示します。「自分とは異なるタイプ」であり、極めて高い能力を持っていることを思い知れば、「敵にするのは危険」と察します。「絶対に勝てない相手」だと納得させられれば、攻撃してきた人が追従する人に変わるのです。

もう1つは、飲んで仲良くなることです。嫉妬心は相手をよく知らないからこそ生まれますので、「知ってもらう」ことで解消できます。飲んだ席で相手を誉めてやり下手にでてあげることで、「敵ではない」と認識させるのです。どんなグループにおいても「仲間意識」は潤滑油となります。「かわいい奴」だと思わせれば、こちらの勝ちです。

人間関係を壊す大きな要因の1つが嫉妬です。できる男ほど、周りの嫉妬心に配慮して、敵を作らない工夫をしなければなりません。新しい職場の最初のステップは、自分にジェラシーを感じる立場の人間がどこにいるかを見極めることです。