どんなことを聞かれるかよりも、自分が何者かが大切

【職務経歴書は自分史の一部です】

「自分史」というものが一時はやりました。老齢になった人達が自分の生きてきた道筋を振り返り、本にまとめるものです。年をとって一生の記念にと作ることも悪くはありませんが、死ぬ直前に振り返っても後の祭りです。

レジュメを作る作業は、今時点での自分史を作ることだと考えましょう。転職のための道具作りとだけ考えていては良いものはできません。自分にとっても役に立ちません。自分の生きざまひとつひとつを、ていねいに振り返り、反省し褒めたたえてください。

いつどこでどういう選択をしたのか、なぜそのような選択をしたのか、失敗だったのか成功だったのか。今の自分ならどんな選択をするのか。忘れていたことも一所懸命考えて思い出してください。

人生は「選択」の繰り返しです。小さな選択が人生を大きく変えることもあります。その時自分が何を考えて決定したのか、という点は非常に重要なことです。人生についてどのような方向性をもっていたかということの理解につながります。 自分のしてきた選択について、掘り下げて考えることが自分を理解することになります。

【己を知ることが一番大切】

転職がうまくいってもいかなくても、活動を通じて自分を理解できたのなら、とても幸せなことです。仕事をどうするかは、人生の付属品。最も大切なのは、自分が何者で、どう生きようとしているのかを知っていることです。 生きる方向がはっきりと見えているのであれば、今はうまくいかなくてもいずれは正しい方向に近づくことができます。 

R30以降の転職活動は、人生について考える活動です。これを通じて自分を見つめ直すことができれば、この先の人生を上手にコントロールできるようになります。自分史を作り自分の夢を思いだして、人生を豊かにしていきましょう。