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能ある鷹は爪を隠す、が大事

どんな会社でも、新しい人は歓迎されます。社内を回っていろんな人に紹介してもらい、職場の「歓迎会」でタダ酒をたっぷり飲ませてもらえるでしょう。カラオケを歌って盛り上がれば、「いい会社に入ったなぁ」と嬉しくなるでしょうし、周りの人がすべて「良い人」に思えるかも知れません。「歌がうまい!」と絶賛されれば、はやくも初日に「人気者」になれた気分に浸れます。

忘れてならないのは、「そんな素敵な職場は存在しない」ということです。一晩騒ぎまくり飲みまくったくらいのことで、信頼など得られるはずはありません。誰もが新人に対しては「良い人」を演じます。あなたがどんな人であろうと、必ず周りは楽しくしてくれます。最初だけは。

職場の中には、いずれあなたが「ライバルになるかも知れない」と警戒している人がいるものです。あなたと同じくらいの地位か、もしくは少しランクの上の人です。そういう人の「影」を意識して、最初は控え目な態度で臨むべきです。「歌がうまい」など自慢してはいけません。例えどんなに自信があっても、カラオケではオチャラけた歌を披露して、実力は隠しておきましょう。流行の歌でカッコよく決めてはいけません。実力は「後出し」した方がカッコいいものです。

警戒すべきは周りの「嫉妬」!?


職場の人間関係、特に上司との関係がうまくいかない原因の主要因は「ジェラシー」です。「仕事ができる」とか「有能だ」「出世している」と自負するエリートは、能力のある他人が嫌いなもの。自分の地位を脅かす可能性があるからです。「ちょっとできる」「少し出世している」程度の人が最も嫉妬深く危険です。「こいつは仕事ができそうだ」と感じれば対抗心がメラメラと燃え上がり、あなたのアラを探し始めます。

「何か悪いところはないか」と常に考え、ことある度に対立姿勢を見せるでしょう。どんな意見も反対されてバカにされます。それが上司であった場合には最悪です。能力があるがゆえに上司に評価されない、という矛盾した事態に陥ります。これは、珍しいことではありません。実力を見せつけ思い知らせてやるのは、信頼関係ができてからでも遅くはありません。まずは、「能ある鷹」になって「爪」を隠しましょう。

相手の意見を聞いてあげる、のが大切!

能力の低い上司ほど怖いものはありません。仕事ができないだけなら良いのですが、あなたのことを陥れようとしたりもします。何かがうまくいかなければ、あなたのせいになり、「能力がない」と吹聴されます。そういう人を相手にする場合には、きちんと話を聞いてあげる、指示に従ってあげることが大切です。そして、成果を挙げたら上司の手柄にしてあげましょう。「お陰さまでうまくいきました」とお世辞をいってあげれば、あなたは「かわいい奴」になることができます。

一旦可愛がられれば、あとは簡単。少しずつあなたの意見を受け入れさせれば良いのです。あなたが上司を誉めれば誉めるほど、上司はあなたを誉めるようになるでしょう。

本当に欲しいものは何か、を考えれば答えは簡単です。一時のプライドを捨てて、無能なフリをするだけ。実力というものは、隠していてもいずれは認められるものです。